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論文

Leaching behavior of carbon-14 contained in portland cement

馬場 恒孝; 松本 潤子; 村岡 進

Cement Concrete Research, 22, p.381 - 386, 1992/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.1(Construction & Building Technology)

低レベル廃棄物セメント固化体中に含まれる長半減期核種の1つである$$^{14}$$Cの浸出挙動を解明するために、CO$$_{2}$$が存在しない雰囲気での20$$^{circ}$$C、64日間までの静的浸出実験(MCC-1法)を実施した。試料として、$$^{14}$$Cを2.8$$times$$10$$^{4}$$(Bq/g-固化体)で含有させた円柱状セメント固化体を用いた。実験の結果、浸出開始4日目までは固化体表層部に存在する$$^{14}$$Cが水の侵入にともない急速に水中に出、浸出液中$$^{14}$$C濃度は高くなり、その後20日まではセメントから溶出したCaとの反応で(ヤルサイトの形成)、急激に液中濃度が低下することがわかった。また、20日目以降はpHの増加とともに$$^{14}$$C濃度は徐々に増加する。これらの浸出挙動は地球化学計算コード、PHREEQEによる計算によっても説明できることがわかった。

論文

Time-dependence of volatilization of $$^{137}$$Cs and $$^{106}$$Ru over high-level waste glass in a canister

上薗 裕史; 村岡 進

Mater. Res. Soc. Symp. Proc., Vol. 257, p.191 - 197, 1992/00

ステンレスキャニスターに充填したガラス固化体からの$$^{137}$$Csと$$^{106}$$Ruの揮発について検討した。ガラス固化体を600$$^{circ}$$Cの一定温度に加熱し、キャニスター中空気を一定期間毎にサンプリングすることにより、$$^{137}$$Csと$$^{106}$$Ruのキャニスター中濃度の時間変化を測定した。キャニスター中での揮発に関与するメカニズムとして、前方向へはガラス中の拡散と表面近傍での反応を考え、逆方向へは析出、微粉化、内壁との反応を考えた。これらメカニズムを考慮した簡単な微分方程式を用いて、実測した$$^{137}$$Csと$$^{106}$$Ruの濃度の時間変化を解析した。この解析方法は、通常運転時及び事故時のガラス固化体貯蔵施設の空気汚染の予測に役立つ。

論文

Solubility of simulated HLW elements in pyrochlore structure

早川 一精*; 上薗 裕史

Mater. Res. Soc. Symp. Proc., Vol. 257, p.257 - 263, 1992/00

パイロクロール構造を有するLa$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$は、低浸出性を有することが明らかとなっている。La$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$のLaサイトは、イオン半径の観点からアクチノイド、ランタノイド、アルカリ土類金属元素で置換可能と考えられる。これら元素の固溶限を明らかにするため、模擬成分として、Ce,Nd,SrをLa$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$に添加し、1400$$^{circ}$$C、空気中で焼成して生成するパイロクロール結晶の格子定数より固溶度限を検討した。La$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$のLaサイトにNdは完全固溶し、Ceは27mol%固溶した。SrとCeを同割合で添加することにより、Ceの固溶量が増加すること、Srの固溶量が5mol%以下であることが明らかとなった。またCeは、La$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$よりもNd$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$の方により多く固溶することがわかった。これらの固溶現象を、イオン半径、結晶構造の観点から考察した。本結果よりLa$$_{2}$$Zr$$_{2}$$O$$_{7}$$(パイロクロール)は、アクチノイド、ランタノイド元素を固化するためのマトリックス材料として、有用なことが示された。

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